九州薪・木質ペレット活用協議会について

協議会概要

協議会の目的

九州薪・木質ペレット活用協議会は薪や木質ペレットを主とした木質バイオマスの利用を促進するために、薪・木質ペレット及び薪・ペレットストーブの普及拡大を図り、CO2の排出抑制や森林の適正管理を行い、ひいては循環型社会*の実現に貢献することを目的とします。

協議会の沿革

九州薪・木質ペレット活用協議会は2009年7月に地方自治体、組合、薪ストーブ販売業者、NPO団体、研究機関といった方々の協力の元、九州薪活用協議会として設立されました。2010年には木質ペレットも扱う方針となり、同年の7月3日に名称を「九州薪・木質ペレット活用協議会」と改正しました。

協議会の活動

九州薪・木質ペレット活用協議会は木質バイオマス普及促進のため、以下の活動をおこなっています。

①薪・ペレットストーブに関するセミナーの開催

電気製品が普及している現代、生きていくために必要な“火に触れる”経験自体が少なくなっています。そして多くの人々が薪・ペレットストーブに対しての情報を得る機会がほとんどなく、正しい知識がないため、設置方法や使用方法、メンテナンスを誤り、火災に至るケースがあります。協議会ではこのような事故を未然に防ぎ、 薪・ペレットストーブに対する不安や偏見を取り除くため、薪ストーブ業者の方々を講師として招き、正しいストーブの設置、利用、メンテナンス方法について一般の方から業者の方々までを対象に講演をおこなっています。

②総会の開催

ストーブユーザーや薪・ペレットに関する業者、行政等が集まり、九州薪・木質ペレット活用協議会の活動報告や今後の活動方針の決定、薪・ペレットに関する情報交換のため、年に1~2回総会を開催しています。これにより薪・木質ペレットに関する情報ネットワークの構築を図ります。

③薪・ペレットストーブ等取扱業者の紹介

協議会ではストーブユーザーやストーブ購入予定の方に薪や、ストーブ用品、ストーブ本体等を安定供給できるよう協議会に会員登録している薪・ペレットストーブ等を取り扱う業者の情報を協議会HPやチラシ等にて紹介しています。

④オンライン販売サイトの運営

協議会では21年度より小規模の薪販売事業者の注文・決済の代行サービスを提供することで、小規模事業者の負担を軽減し、薪・ペレットストーブユーザーの方にとっても近隣の薪・ペレット販売事業者からできるだけ安価に薪・ペレットを購入できる地産地消の仕組みづくりを進めるため、インターネットを利用したオンライン販売サイトを運営しています。

⑤金券の発行

薪・木質ペレットの生産と消費の流れを活性化するために、独自で金券を発行しています。

  • 循環型社会(じゅんかんがたしゃかい)とは、有限である資源を効率的に利用するとともに再生産を行って、持続可能な形で循環させながら利用していく社会のことです。(Wikipedia参照)