創作料理 いちの川

JR 豊肥本線市の川駅から徒歩5 分、川のせせらぎの音に包まれたこのお店は、雑 木林の中に佇む隠れ家のような純和風の建物です。お店玄関の三和土にどっしりと据 えられた薪ストーブが店のしつらいにしっくりと馴染み、来訪者を心身ともに温かく 迎え入れてくれるような落ち着いた店構えです。薪ストーブについてのお話を社長の 甲斐さんにお伺いしました。

薪ストーブを置かれたのはいつごろですか、また何かきっかけがあったのでしょうか?

9年前に、店の雰囲気に合うのではないかと思って検討しました。広い店の全体がよく暖まるものを、と思って色々と大きなタイプを探してみて、ダッチウエストに決めました。お陰で二階部分までよく暖まります。

お客様から「遠赤外線で体にも良さそう」という声もありましたし、実際にエアコンや灯油のファンヒーターにはない暖かさですね。体の芯まで温めてくれるようです。

その他にお客様の反響をお聞かせください。

薪ストーブの評判は本当に良いです。ストーブ自体の暖かさもありますが、自然とこの周りに皆さん集まって来られます。炎をじっと眺めて楽しまれる方も多いです。

こちらでストーブを使い始めるのは何月くらいからですか?

10月の後半から11月の初めらいから使い始めます。

薪の調達や、薪割りはどうされていますか?

近くに薪の販売店がありますから、そこから買ったり、林家の方から頂いたりしています。毎年、秋頃から準備をしますが、それではちょっと遅いんでしょうね。本当は1 年をかけて少しずつでも準備したほうが良いのかなとも思います。

ストーブの管理は私が中心でやっていますが、薪割りは息子も手伝います。

薪ストーブの大変な点と言えば、やはり薪の調達と薪割りかもしれませんね。火起しなどは、慣れてしまえば大丈夫、楽ですよ。

1日に使う薪の量はどれくらいですか?

一日中焚いているので、大きめの広葉樹の薪を10 本くらいは使っています。1 シーズン分となると、結構な量になりますね。

煙突の掃除はどうなさっていますか?

煙突掃除は年に2 回、シーズンの最初と最後にしています。店休日や手の空いた時などを利用して済ませています。

お料理などに薪ストーブを活用されることはありますか?

残念ながら、このストーブの性質上料理はできないのですが、ただ、できるものなら使ってみたいですね。

最後に、お店のセールスポイントを教えてください。

自然に囲まれた店で、窓の外に広がる四季折々の風景を楽しみながらお食事をしていただけます。

地の野菜や山菜の“旬の味わい”を大切にした料理をお出ししていますが、季節感を大事に、自然の風景をイメージしていいただけるような盛付けもしていますから、まずは目で味わって、それからゆっくりとお料理を召し上がってください。

住所 869-2231 阿蘇市永草1983-1
電話 0967-35-6811
営業 ランチ 11:30~15:00 (L.O.14:30)
ディナー 17:00~21:00 (L.O.20:30)
ランチ営業、日曜営業
休み 水曜日(水曜日が祝日の場合営業、のち翌日定休)
URL http://www.aso-ichinokawa.com/
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