ストーブチャンネル

(株)ファミリアホーム

ファミリアホーム 写真 熊本市上ノ郷にあるファミリアホーム上ノ郷モデルハウスをお訪ねしました。天然石を組んだおしゃれな外観は、街の中にあってとても“自然”を感じる建物です。二階部分にまで届きそうな大きな木製の玄関ド アを開けると、アイボリーの優しい壁色に包まれた吹き抜けの広い玄関ホールに、薪ストーブを据えたすてきな空間が広がっていました。薪ストーブについてのお話を社長の横谷隆さんに伺いました。

玄関を入ったところにドンと据えられたストーブは存在感があって素敵ですね。そもそもこちらの展示場に薪ストーブを置こうと思われたのには、何かきっかけがあったのですか?

横谷隆さん 写真 まず、私たちが展開している「無添加住宅」についてお話させてください。

この家は、すべて人が口に入れても安全な素材を使っています。塗料も接着剤もすべて自然素材です。壁は漆喰ですが、土をこねる時に使うつなぎにもフノリを使っています。床板などの張り合わせに使う接着剤にはニカワ、米糊を使いました。柱や床板などの塗料は柿渋やベンガラです。ベンガラを溶いたのも豆乳です。何か特別なことのような印象を抱かれたかもしれませんが、実はこれは70 年前のスタンダードな建て方なのです。

今はとても機能性に優れた接着剤や塗料がありますから、それを使えば手間もかからず速く仕上がる、しかし、時にそれは、人に対して害になる時があります。

多くの人にとって「我が家を建てる」ことは一生に一度の大きな買い物です。国の基準値をきちんと守って建てた家なのに、その家が原因で、健康被害をおこし、楽しいはずの我が家が不快な空間になる。私は、図らずも自分が携わった家でシックハウス症候群に似た症状を発症されたお子さんがあったことから、そのお子さんの症状を改善するために、また、これから住宅会社としての方向性を見極めるために奔走し、住宅建材を改めて勉強しました。そして出会ったのが「無添加住宅」でした。素材を吟味して作る無添加住宅、そのこだわりの中のひとつとして私が選んだのが薪ストーブなんですよ。

この展示場は、快適な暮らしを体験してもらいたくて、建築を検討されているご家族に宿泊体験もしていただいています。お泊まりになる日に、まずこの火を囲むように床に座って皆さんにこの家のこと、私の思いなどをお話をします。実に和やかな雰囲気です。

お泊まりになるお客様の評判はいかがですか?

薪ストーブ 写真 ここは吹き抜けの天井までまっすぐに煙突がのびていますし、天井でファンも回しています。家全体に温かい空気が回って、朝まで心地よかったと言っていただけます。

また、この家は薪ストーブの火が外から窓越しに見えるので、時々男性の方とか立ち止まって中を興味深そうに見ていらっしゃいますね。それと、週末など見学のお客様が多い時にサツマイモを焼いて熱々のものをお配りすることがあります。すぐに焼けますし、皆さん喜んで召し上がられますよ。

こちらでの薪の調達はどうなさっていますか?

ネスターマーティンのストーブ 写真 このネスターマーティンのストーブを選んだ第1の理由が“針葉樹を燃せる”ということでした。というのも、建築現場ではたくさんの端材が出ます。せっかくの資源ですから、それをフルに活用する目的もあってこの薪ストーブにしたんですよ。端材は細い木から、柱材、それに大きな梁までありますから、使い分けに便利です。この家の裏にたくさん積み上げていますが、消費が追いつかないくらいです。当社で家を建てられて薪ストーブも設置された方にもご提供しています。

維持管理はいかがですか。

この展示場が出来上がったのが昨年の12月。まだ使い始めて間もないですが、着火は着火材を少し使いますから楽ですし、風量の調整で火加減も調整できる、薪の心配もない。週末は私がずっとここにいますが、揺らぐ炎が見えるのって落ち着きますね。

思わぬところに社長や社員の皆さんが工夫して手作りされたものがちりばめられた展示場は横谷社長の家づくりへの熱い思いが詰まった家。子どもたちが思い切り遊び、そして何より健やかに安心して暮らす家として、子育て世代に是非お勧めしたいとおっしゃっていました。薪ストーブと漆喰の壁との相乗効果でしょうか、家全体がふんわりとした温かさに包まれた、とても居心地の良い場所でした。

住所 〒861-4132 熊本県熊本市南区上ノ郷2丁目13-8
電話 096 - 212 - 6888
URL http://www.familiahome.vc
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