木質ペレットとは

木質ペレットは、おが屑や鉋屑などの製材廃材や林地残材、古紙といった木質系の副産物、廃棄物を粉砕、圧縮し、成型した固形燃料のことです。
長さは1~2cm、直径は6、8、10、12mmが一般的で、最大25mmまで製造することができます。

木材の成分であるリグニンを熱で融解し固着させることで成形しますので、バインダー(接合剤)の添加は一切必要ありません。

木質ペレットは樹皮のみでできた「バークペレット」、芯材のみでできた「ホワイトペレット」、樹皮と芯材を混合させて作った 「全木ペレット」の3つに大きく分けられます。

◆発熱量・・・・ホワイト > 全木 > バーク
◆灰の量・・・・バーク > 全木 > ホワイト
◆価格・・・・・ホワイト > 全木 > バーク

【木質ペレットの特性】

発熱量(下限) 4.7kWh/kg = 約4000kcal/kg
灯油換算 ペレット:灯油 = 約2.1トン:1㎥
体積重量 650kg/㎥
含水率 8~13%
灰分 芯材:0.5%以下、 樹皮:2.5%以上