オルモコッピア(olmo coppia)

阿蘇市内の57 号線から細い路地を進んでいくと、蔵を改造したおしゃれなイタリアンレストランがあります。2008 年3 月にオープンした「オルモコッピア」という少し変わった名前のお店で、竹原さん夫婦二人で経営されています。 「オルモ」はイタリア語で「けやき」。「コッピア」は「一対の」という意味があり、「オルモコッピア」で一対のけやきという意味だそうです。お店の前に大きなけやきが生えており、元々蔵だったこのお店を改装した際にシンボルとしてこの名前にしたとのこと。

お店の中央にある薪ストーブは、オーストラリア製のPECAN。アメリカ製のストーブだとお店の雰囲気に合わなかったので、お店の雰囲気に合うストーブを探してこのストーブに出会ったそうです。

ストーブを購入したきっかけは、阿蘇の寒さではエアコンなどの暖房では間に合わないので、薪ストーブを購入したそうです。阿蘇に来る前は、熊本市内に住んでいたが、そのころから暖炉か薪ストーブにしたいと考えていたそうです。空気が汚れないのと、エアコンにはない暖かさが魅力の一つで「薪ストーブでは視覚でも暖まることができますから」とのこと。

お客様の反応はいかがですか?

やはり入られてすぐに手をかざすお客さんが多いですね。特に男性がすごく反応します。いつかは家につけたいという方が多いですね。1 月のような真冬には、お客さんはオーダーを待っている間はずっとストーブの傍におられます。常連のお客さんで、地元の別荘地に住んでいる方もよくいらっしゃいます。ストーブを付けている方や付けたいという方が多いです。

薪ストーブはどんなふうに使っていますか?

薪ストーブにポットを置いて、加湿をとっています。ストーブ料理もしたいのですが、まだ使いこなせていません。将来的には薪ストーブ料理もお店に出したいと思います。

薪ストーブは、営業時間前に着火をして、大体6時間ぐらい使用しています。薪は、ご近所の方から廃材や間伐材をわけてもらっているので、針葉樹が中心で、広葉樹はめったに手に入らないです。ストーブは営業時間中しか使わないので、薪小屋(約4㎥)に保管している分を使用しています。薪は自分が斧で割っています。冬に向けて夏の終わりから割っても、冬の終わりには無くなりそうになってヒヤヒヤしています。

メンテナンスはどうしてますか?

冬の終わりに一回掃除するだけです。屋根の上に登って自分でやっています。

最後にお店のPR を一言

店では自分の畑と契約農家から野菜を調達していまして、全て無農薬野菜です。季節に応じてとれる野菜を使っていますので、ストーブを体感しながら、自然と季節感を楽しめる料理をご用意しております。県外や観光客の方にもお勧めです。安全のためにストーブの周りに柵を設置しているので、お子さんを連れてこられても安心です。

住所 869-2224 阿蘇市蔵原627-1
電話 0967-34-1710
営業 open 11:30/order stop 15:00
休み 毎週月曜・火曜
URL http://olmo-coppia.com/
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